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①入試本番の情報(共通テスト)

こんにちは!明けましておめでとうございます!polarisメンバーで文科三類2年のなかいです。受験勉強でお忙しい年末年始を過ごされている方も多いと思いますが、本年もpolarisをどうぞよろしくお願いします。
さて、今回のテーマは「入試本番の情報」ということで、今年度は1/16,17に行われる大学入学共通テストについての話題です。といっても、2年前に私が受験した時はまだセンター試験だったので、テストの内容についてはあまり深くお話できないと思います。試験では試験問題を解くこと以外にも気をつけるべきポイントがあるので、今回は特にそれらの周辺事情について伝えていきたいと思います。

まず、前日の準備です。当日は朝が早いですし、慌てないためにも準備は早めに済ましておきましょう。受験案内に記載されている受験票などの基本的な持ち物を揃えたら、次に「自分がいつも使い慣れているもの」を用意するのがおすすめです。直前まで勉強するために持っていく参考書や単語帳などももちろんそうですし、いつもの勉強のお供の膝かけや文房具などもいいでしょう。会場や周りにいる人がいつもと違うので、試験への緊張と相まって落ち着かないことがあるかもしれませんが、いつも通りの品がいくつかあるだけで、自然体で試験に臨めるようになると思います。あとは、翌日は1日中試験が続くので、とにかく早く寝ましょう。試験中に眠たくなってしまってはもったいないですからね。
当日は、少し早めに到着する予定で動きましょう。混雑もありますし、万が一遅れたときに証明ができるので、できるだけ公共交通機関を利用しましょう。また、お手洗いは余裕を持って行きましょう。寒い時期ですし、いつもと環境が違うので、行きすぎるくらいがちょうどいいと思います。これは社会の2科目の間にお手洗いに行かなかった結果、2科目目の地理の時間にお手洗いに行きたすぎて集中できなくなった先輩からの忠告です(笑)。ちなみに点数は過去最高でした。不思議なものですね。あとは試験中に集中できるかの問題です。幸いなことに私は周りに特に気になる人もおらず、試験に集中できたのですが、友達の中には国語の時間に教室に蜂が乱入してきたという人がいました。でも、その友達は終わった後に他の人に言われるまで気づかなかったそうです。色々と想定外のことが起こるかもしれませんが、集中したもの勝ちです。みなさんが試験で実力を遺憾無く発揮できることを祈っています。体調管理にはくれぐれもお気をつけて!

②私大対策

こんにちは!polarisメンバーで文学部社会学専修3年のあんです!
あけましておめでとうございます(^ ^) 昨年は今まで経験したことがないことが多くあり、いろいろと大変だったかと思いますが、今年はいい年になるといいですね。

さて今回のメルマガのテーマは「私大対策」です。
東大に向けた勉強をしていると、どうしても私大に向けた受験対策を後回しにしてしまうこともあると思います。もちろん、第一志望の大学だけ受験する!という人は関係のないことかもしれませんが、私大も受験するという人も多いかと思います。
そこで今日は、東大の勉強をしながら私大に向けてどのような対策をとればいいのかについて、私の経験も交えながら紹介したいと思います。ぜひ読んでみてください( ´ ▽ ` )

①模試の成績が良いからといって安心しないこと
全国模試を受けると、おそらく志望している大学の判定(A判定など)が順位とともに出るかと思います。私も現役時は私大も受験する予定だったので、模試があると必ず第二志望以降に私大を書いていました。判定はどの模試でも大体A~B判定くらいだったので、そこまで私大の対策をしっかりしていませんでした。いよいよ私大受験本番。過去問を前日にしかやっていなかったので、時間配分も上手くできず…、正直受けた私大全て合格したわけではありませんでした。
全国模試は各大学の傾向を掴んで出題しているわけではなく、あくまで学力を測るためのものなので、全国模試がよくても結果に安心することなく、きちんと傾向を掴むことが大切だと思います!

②過去問をしっかり解いて出題傾向を掴むこと
先ほどの話と重なる部分ですが、やはり過去問をしっかり解いてみることが大切だと思います。東大の入試問題はほぼ全て記述がメインですが、私大はマーク式の問題が多いなど、各大学で入試問題の出題傾向は異なります。東大に向けた勉強で忙しい人もいるかと思いますが、もしこの私大は受かっておきたい!と思う大学があるのであれば、きちんと過去問を解いてみて、時間配分や出題傾向を確認しておくことが必要だと思います。

③第一志望につなげる対策をする
出題傾向は異なるものの、私大の対策をすることは全く東大に向けた勉強と関係しないわけではありません。出題の仕方が異なるだけで、同じようなことを聞かれている問題もあると思います。なので私大対策を「無駄な時間」と捉えるのではなく、第一志望につなげることを意識して勉強してみることが大切です。例えば、私は速く英語を読む練習として時間をはかって私大の英語の過去問を解いてみたりしていました。

いかがでしたでしょうか。なかなか私大に向けた対策をメインにやることは難しいかもしれませんが、少しだけでもいいので出題傾向を掴む等対策してみてくださいね。
これからどんどん寒くなってきますが、体調には十分気をつけて頑張ってくださいね!
応援しています!!

③大学の成績ってどうやってつけられるの?

こんにちは! polarisメンバーで文科三類2年のかなえです。2021年もpolarisをよろしくお願いします。

今月のメルマガでは、大学生の成績について解説していきます。学期末の大学生が何をしているのかのぞいてみましょう!
まず成績評価について。大学は大雑把に言うと、授業で一定以上の成績を収めるともらえる「単位」を条件以上の数取得することで卒業できる仕組みになっています。東大の場合は100点満点中50点以上だと単位を取得することができます。その中でも、50〜64点は「可」、65〜79点は「良」、80〜89点は「優」、90点以上は「優上」というように細かく評価の段階が分かれています。東大の場合は「進学選択制度」があり(注:「進学選択制度って?」と思った方は2020年8月のメルマガ進学選択前編進学選択後編を参照)、人気の学部学科に進学したい人はよい成績を収める必要があるため、特に1・2年生では成績評価を気にする人が多いです。さらに、留学や奨学金、大学院への進学のためにも成績が重要になってきます。
続いて、具体的な成績評価の方法について説明します。成績評価の方法は、試験やレポート、時には出席や発表など、授業によって様々。複数の評価方法を組み合わせて点数がつけられる授業もあります。

①試験
おそらく最も一般的な評価方法が試験です。みなさん高校で定期テストに苦しんでいるかと思いますが、残念ながら大学生になってもテストからは逃れられません……。学期末(7月、1月)に2週間ほどの試験期間があり、1日に1〜3個ほどの試験を受ける人が多いです。試験の形式は、マーク式や短答式のものも一部ありますが、ほとんどの場合は記述式です。罫線だけが入った解答用紙が配布され、90分の試験時間で解答していきます。よくある問題の例としては、「〇〇について解説せよ」「△△について論ぜよ」といった問題に2〜3問解答するというものです。問題数が少ないと思うかもしれませんが、十分に論述しようとすると記述量がとても多く、またしっかり考えてからでないと解答できないような問題なので、試験時間が短く感じられます。

②レポート
レポートによって成績評価がなされる授業も多いです。特に今年度は授業などがオンラインになり試験をすることが難しいので、レポート評価の授業が非常に多くなっています。ちなみに私は今学期、テストがほとんどない代わりに10本近いレポートに苦しめられています……。レポートでは、本や論文などの資料を参照しながら、(ほとんどの場合)数千字で自分の考えを述べていきます。

③その他
試験やレポートの他にも、普段の授業に出席しているかどうかや授業内でのプレゼンテーション、感想などを書いて授業の終わりに提出するリアクションペーパーなどをもとに成績が決まる授業もあります。

「大学の勉強って大変そうだな……」と思った人もいるかもしれませんが、普段からそこそこ真面目に勉強していればそれほど悪い成績をとることはありませんし、学期末も友人と助け合いながら勉強するとあまり苦ではありません。受験が終わって大学に入学してからももちろん勉強は続きますが、気負いすぎず楽しんでほしいなと思います。
最後に、寒い季節が続きますが、体調に気をつけて過ごしてくださいね!