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共通テストに向けて

こんにちは!理科一類1年のS.H.です。
2023年も終わりに近づき、受験シーズンが近づいてきましたね。
今回は共通テスト直前ということで、各教科の対策やアドバイスをお伝えしようと思います。

私は共通テスト直前期では、予備校の予想問題集を使って問題演習をしていました。
できるだけ本番と同じ時間割で問題を解いていくことで、本番により近い状態で演習することができます。
やたらと長い休憩時間やすべての教科の問題を解き終わった後の時間は復習に充てると良いです。
また、共通テストの前日は新しい問題を解いて間違えると不安になるので、新しい問題には手をつけずに今まで解いてきた問題の復習をすることをおすすめします。



~各教科の対策とアドバイス~

①数学
数学は問題数が多く、時間が足りなくなりがちですが、落ち着いて解けばちゃんと解けます。
パッと解法が思いつかない問題は飛ばして、後でその問題に戻ると落ち着いて解くことができます。
ただ、飛ばした時のマークミスには気をつけてください。
また、試験本番で心の余裕が持てるように、自分で問題演習をするときに試験時間を5〜10分縮めてみるのもおすすめです。


②理科(物理・化学)
理科は時間が数学ほどキツくない代わりに、ひっかけ問題がよく出てくるので、引っかからないようによく見直しをしましょう。
共通テストの理科の問題は案外教科書の内容が出てくることも多いので、基礎をおろそかにしないように教科書をしっかり復習することが大切です。
間違えた問題はよく復習して、もし本番で出たら解けるようにしましょう。


③英語
まずリーディングについてですが、リーディングは文章量がとても多いので、時間配分がとても大切です。
どの大問から解くか、自分が一番やりやすい順番を見つけてたくさん練習しましょう。
私は後ろから前に向かって読んでいました。焦ると文章が余計読めなくなるので、本番では自分を信じて落ち着いて読むことが大切です。
また、試験時間を10分くらい縮めて練習すると、本番の時に落ち着いて読めます。
次にリスニングについては、自分で問題演習するときに2倍速にして聞くことがおすすめです。
本番で焦ってしまうと聞き取れなくなりがちですが、2倍速に慣れておくと本番の音声がすごく遅く聞こえるので、落ち着いて聞くことができます。
また、始めの方の簡単かつ2回放送される問題の時に後ろの問題の問題文を先読みしておくことをおすすめします。


④国語
まず現代文については、たくさん問題を解いて問題形式に慣れることが大切です。
間違えた問題は解説をよく読んで、なぜ間違えたのかをしっかり理解しましょう。
次に古文・漢文は理系でも高得点が狙える部分なので、覚えきれていない単語や文法、句形などは、問題演習をしていくなかでしっかりと覚えていきましょう。
また、国語全体としての大問の解く順番とそれぞれの時間配分も自分でやりやすいものを決めておくと良いです。
私は漢文(15分)→古文(20分)→評論(25分)→小説(20分)のように解いていました。
特に漢文を早く解けるようにしておくと現代文を解く時間を十分にとることができます。


⑤社会(地理)
社会科目は二次試験で使わないことがほとんどだと思うのであまりしっかりと暗記できていないかもしれませんが、問題を解いていく中でしっかり覚えていきましょう。
地理は点数があまり安定しやすい科目ではないので、問題演習の時に低い点を取ってしまっても一喜一憂せず、どこを間違えたのかに注目してください。
間違えた問題は覚えきれていないということなので、解説を読んでしっかり復習し、もし本番で出たら解けるようにしておきましょう。


最後に、共通テストが2週間後に迫ってきて、みなさん緊張していると思いますが、今までがんばってきた自分を信じて本番に臨んでください。
みなさんの受験の成功を祈っております。