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新しい共通テスト

こんにちは、polarisメンバー2年のあっぷるです。
今回は共通テストの大まかな仕組みについてご紹介したいと思います!
共通テストは令和7年度の実施から内容が大きく変わることが発表されています。
2023年12月現在公表されている情報を元に執筆していますので、最新の公式情報は自分でもしっかり確認するようにしてくださいね!

◯日程

共通テストは例年1月の第2週または第3週の土日に2日間かけて行われます。
気になるのはその時間割だと思いますが、例年の時間割はこんな感じです。

1日目
地理歴史・公民
国語
外国語

2日目
理科①(主に文系が受験)
数学①
数学②
理科②(主に理系が受験)

ただし、令和7年度から情報が新科目になる関係から、時間割が変更になる可能性があるためご注意ください!
また、受験生それぞれで受験科目が違うので、受験会場に入る時間も帰る時間も友達と違う…なんてこともあります。

◯教科

次に教科についてです!
共通テストには「国語」、「地理歴史・公民」、「数学」、「理科」、「外国語」(、「情報」)の科目があります。
令和7年度から情報が追加され、地理歴史・公民も名前・内容ともに変更される予定です。
同じ科目の中でも複数の選択肢があり組み合わせが多いため受験科目を決めるのはとても複雑になりますが、基本的には自分の志望校に合わせて共通テストの受験科目を決めます。

例えば、令和7年度の東京大学での一般入試を受けるためには、下のような科目から計9科目を受験することになります。

・国語:必須

・地理歴史・公民:
『地理総合、地理探求』、『歴史総合、日本史探求』、『歴史総合、世界史探求』、『公共、政治・経済』、『公共、倫理』の5科目から2科目選択
※ただし『公共、政治・経済』と『公共、倫理』の組み合わせのみ受験不可です

・数学:『数学Ⅰ・数学A』、『数学Ⅱ・数学B・数学C』どちらも必須

・理科:
『物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎』から2科目選択(文系に多い選び方)、もしくは『物理』、『化学』、『生物』、『地学』から2科目選択(理系に多い選び方)

・外国語:『英語』、『フランス語』、『ドイツ語』、『中国語』、『フランス語』から1科目を選択

・情報:必須

さらに、大学側から指定されている科目が異なったり、特定の科目に比重をかけて入試の得点にしたりと、志望校によって受験科目や得点の計算方法は本当にさまざまです。
ここで大切なのは、しっかりと自分で情報収集をすること!
一緒に勉強している友達も、志望校や併願校が違えば受験の内訳は全く異なります。

共通テストの大まかな流れについてわかったでしょうか?
実は私も共通テストの2年目の年に受験を経験しました。
共通テストの過去問があまりないなか、新傾向がわからずとても不安だったのを覚えています。
でも、それは全ての受験生が同じです!
事前の対策をきちんとすれば、恐れることはないと思います。
自分の受験をイメージしながら、焦らずに情報収集をしていきましょう!