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キャンパスツアー〜本郷〜

こんにちは。polarisメンバー理科一類2年のまこです。
東大には3つのキャンパス(本郷、駒場、柏)があります。
今回は本郷キャンパスを“ちょっと詳しく”紹介します!

安田講堂
東大と聞いて一番に思い浮かぶのではないでしょうか。
登録有形文化財で、実は東大生でも普段はなかなか入れません。
五月祭の演奏会や著名人の講演会、卒業式などの機会に入ることができますが、卒業式では全員は入れず、座席は争奪戦になるそうです……
ちなみに入学式は日本武道館で行われます!

中央食堂
なんと安田講堂の地下には食堂があります。
とにかく安く、東大生ならさらに10%OFFです。
定食・麺類・カレー・丼・ケバブ・パンなどがあり、毎週メニューが変わります。
平日の昼は安田講堂の裏まで続く大行列になることもあります!
キャンパスの北側にはやや小さな第二食堂、法文2号館の地下には銀杏メトロ食堂、弥生キャンパスには農学部食堂もあります。
キャンパス内には他にも、スターバックス、サブウェイ、ドトールなどもあります。便利ですね!

赤門
安田講堂と並んで有名な赤門。
重要文化財で、加賀藩主前田家屋敷の御守殿門。
第13代加賀藩主前田斉泰(なりやす)の正室、第11代将軍家斉の第21女の溶姫(やすひめ)を迎えるために建てられたものだそうです。
歴史を感じますが、耐震工事のため、ここ数年は封鎖中です。

正門
キャンパス内には全部で8つの門があり、赤門ではなくて、この鉄でできた門が正門です。
正門から入ると、銀杏並木の先に安田講堂が見えてきれいです。
実はこれも登録有形文化財

銀杏並木
正門と安田講堂を繋ぐ銀杏並木は、秋になると葉が黄色くなり、美しいです。
よく撮影会が行われています。
しかし、銀杏の匂いに東大生は困っています...
東大の校章は銀杏のマークになっていますよ!

三四郎池
正式名称は育徳園心字池で、夏目漱石の『三四郎』で三四郎が美禰子に出会った場所です。
夏目漱石は東大の英文学の先生でした。
紅葉が本当にきれいですが、かなり入り組んでいて迷うこともあり、階段も多いです。
駒場には駒場池、通称「一二郎池」があります。

総合図書館
外観は、本の背表紙が並んだ形をモチーフにしています。
蔵書は125万冊以上
館内は赤い絨毯が敷かれていてとても荘厳な感じがします。
総合図書館と三四郎池の間の道が「合格通り」と呼ばれ、以前は合格発表の掲示が行われていました。
図書館の前の噴水は、決まった時間に水が出ます。
噴水の下のライブラリープラザでは勉強やディスカッションなどできます。
東大には総合図書館のほかに、「法学部図書館」「医学部図書館」「農学部図書館」など学部ごとに図書館があり、図書館とは別に自習室を持つ学部もあります。
勉強スペースには困りませんね。

法文2号館
登録有形文化財で、ハリポタのようなアーチ状の通路はインスタ映えスポットです。
地下には銀杏メトロ食堂、美容室、購買部、住まい探しセンターもあります。

いかがでしたか?
歴史ある建物も多い本郷キャンパスに、ぜひ足を運んでみてくださいね。