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二次試験に向けて(文系編)

こんにちは!polarisメンバーで法学部2年のあずまです。
今回は文系受験生の方に向けて、二次試験直前の過ごし方についてお話しします。

勉強法としては、基本的に、今までやっていた参考書や問題集を復習することをおすすめします。
この時期に新しいものに手を出すとわからないところが出てきて混乱してしまいがちなので、
これまでやってきたものを完璧に仕上げるつもりで、落ち着いて見返していきましょう。

◯国語
現代文については、大学ごとに頻出のテーマがあると思うので、キーワード集などに目を通しておき、
自分の知識に引きつけて答案を書く準備をしておくと良いでしょう。
古典については、自信のない単語や文型の確認をしておきましょう。
出題のされ方を確認するために、過去問をざっと復習しておくのもおすすめです。

◯数学
私は数学がとても苦手で、初見の問題は解けないと思ったので、
せめて基本的な部分は解けるようにしようと、今までやった問題集や過去問を解き直していました。
文系の場合、パターンの暗記で解ける問題ができれば、他ができなくても十分合格点に達します。
なので、数学に自信がないという人も臆せずに取り組む気持ちを大切にしてください。

◯英語
私の場合は出題形式が独特だったので、過去問を見直し、時間配分を確認したり、
苦手だった要約や和訳の問題を多めに解いたりしていました。
また、リスニング対策として、1日に1回は英語の音声を聴くようにしていました。

◯社会
私は世界史・地理選択でしたが、特に世界史については、一問一答の問題集をギリギリまでやっていました。
また、論述対策として全体の流れを掴み直すため、教科書を読み直していました。
地理については、過去問を復習し、考え方や論述の仕方を確認していました。
社会については他の教科より始めるのが遅かったという人が多いと思うので、
知識の確認をしっかりしておくことをおすすめします。

二次試験を前にすると、誰もがとても緊張すると思います。
しかし、それはきちんと勉強してきた証です。
直前期に最も大切なのは、その実力をきちんと発揮できるように、精神面を整えることです。
これまでに使った参考書や解いた問題を見返すと、自分がいかに努力し成長してきたかがわかると思います。
「自分なら絶対に合格する!」と言い聞かせ、美味しい食事と十分な睡眠を摂りましょう。
皆さんのことを応援しています!

二次試験に向けて(理系編)

みなさんこんにちは。理科二類一年のでんです!
共通テストも終わり、いよいよ二次試験が近づいてきましたね。
この記事では二次試験に向けた最後の勉強についてお話していきます。
この記事は理系の方向けですが、文系の方向けの記事もあるのでそちらも読んでみてください。
勉強の合間の息抜きにでも読んでもらえると嬉しいです!

振り返ってみると、今の時期にやってよかったなと思うのは「復習」です。
新しいことをやったことよりも模試や過去問の復習が役に立ったと強く感じます。
各教科について簡単に見ていきます!

◯国語
現代文については自分の解き方のスタイルの確認、古典については単語の勉強を継続的に行っていました。
特に古典はこれまで解いた模試や過去問の文章をもう一度読んでみて、分からないところがないか確認していました。

◯数学
私は入試直前期に数学の過去問を解くと、なかなか解法が思いつかず、「大丈夫かな」と不安にかられることが多くあったので、
新しい問題に取り組むのではなく、これまで受けた冠模試の問題をもう一度解くことにしました。
一度解いたことがあるので「解ける」、「あの時から成長しているんだ」と感じることができました。
このおかげで数学に対して自信をつけることができ、本番を良い気持ちで迎えられました。
これは本当にやってよかったと思います!

◯英語 それぞれの大問の解く順番と、それぞれどのようにアプローチするかを確認しました。
リスニングはとにかく耳を慣らすことが大事なので、毎日10〜30分くらい英語の音声を聞くようにしていました。
英語に触れない日がないよう、最後まで毎日コツコツ取り組んでいました。

◯理科 私の場合過去問演習を始めるのが遅く、10〜15年分は絶対やろうという気持ちでギリギリまで過去問に取り組んでいました。
私のように過去問演習を始めるのが遅かったかなという人は、まだ取り組んでいても良いと思います。
少しずつ点数が上がっていき自信をつけることができました。
もう過去問を十分解いた人は、一度間違えた問題を解けるようになっているか確認してみるといいと思います。

私がどの教科にも共通して重要だと思うことは、「解ける」という自信を高めるような勉強で
入試本番に向けて心を強くすることです。
誰でも本番では少なからず不安を感じます。
その状況の中で「どれだけ自分を信じられるか」というのが重要です。
一度間違えたものを確実に解けるようにすることは、私にとって自分に自信を与えてくれる一番の方法でした。
みなさんも自分なりの勉強法で自信をどんどん高めて本番を迎えましょう!
みなさんのことを最後まで応援しています!

二次試験に向けて(遠方の受験生編)

こんにちは。polarisメンバーで文科二類一年生の大福です。
今回は遠方から受験しにくる受験生の皆さんに向け、本番前日の過ごし方についてお話しします。

私は東海地方出身のため、受験の際には、親に東京まで車で送ってもらい、ホテルに前泊するという方法をとりました。
都内のホテルに前泊して次の日の受験に備えたのですが、いろいろな教訓が得られたので皆さんに紹介したいと思います。

◯会場確認
前日に会場を確認しておくと当日の朝に慌てずにすみます。
ホテルから会場までの所要時間、会場の近くで昼食を買える場所はあるか、上着は必要か、待ち合わせはどこにするかなどの、
さまざまなシミュレーションをすることで、当日試験に集中することができました。

◯食事 前日は、ホテルの近くのコンビニで夕食を買って食べました。
私立の併願校の受験の際、久しぶりにコンビニのご飯が食べられるということで調子に乗った私は、脂っこい中華のお弁当を買ってしまいました。
チャーハンとチキン南蛮の油にやられた私は、胃もたれしたまま試験に臨むことになりました。
この教訓から東大受験前日の夕食はサラダとおにぎりにしました。
前日の夕ご飯は軽めにすることをお勧めします。

◯前日の勉強
本番前日の勉強は、実力を向上させるためというよりも、自分を安心させるためにするものだと思っていたので、
勉強は早めに切り上げてすぐに寝ました。
数学で解けない問題を試験前日に発見するのはあまりに恐ろしいので、社会の資料集を眺めるなど、
自分の持っている知識の確認をするのがお勧めです。

◯SNSはチェックしない
私は本番前日の夜に、何を血迷ったか、志望校の合格が決まって喜ぶ受験生のツイートを見漁ってしまいました。
結果、併願校の合否が気になって眠れないという状況に陥ってしまいました。
受験前夜にSNSを見るのは危険です。
余計な情報は入れないようにしましょう。

私がホテルに前泊した際に嬉しかった出来事があります。
ホテルのチェックインの際に、スタッフの方がお守りとキットカットをプレゼントしてくださったのです。
その時のお守りは今でも手帳に貼って大切にしています。

  地方から東京まで受験しに来るのは労力を使いますし、慣れない環境でうまく睡眠が取れず、 コンディションを整えにくいかもしれません。
しかし、非日常体験であるからこそ、気持ちを高めて試験に臨めるという側面もあります。
皆さんの健闘をお祈りしています!