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①共通テストに向けて〜文系編〜

 こんにちは、文科三類1年生のあっぷるです!
12月に入り、いよいよ受験シーズンが近づいてきましたね……
そこで今回は、教科ごとの共通テスト対策についてお話ししたいと思います!
 全教科に共通して言えることは、
共通テストは二次試験に比べて文章量が多いということです。
そのため、文章を速読しながら正確に情報をつかむ力と、
時間配分が大切になってきます!
この2つは一朝一夕で身につくものではないので、
過去問や予想問題集をたくさん解いて段々と慣れていきましょう。

①国語

 文系にとって国語は大切な得点源です。
まずは古典で安定して得点できるように、
問題を解くなかで間違った文法や語彙などの基礎事項は、
きちんと復習をして穴を埋めていきましょう。
現代文については独特な出題の仕方に始めは戸惑うと思いますが、
数をこなすうちに傾向がつかめてくると思います。
また、先ほども言ったように文章量が多いため、
大問を解く順番も大切になってきます。
私は得点しやすいものから、
漢文(15分)→古文(15分)→評論(20分)
→文学的文章(20分)の順番で解いていました。
この順番や時間配分は全員に当てはまるものではないので、
これを参考に自分にあったものを見つけてください!
一つの問題に時間をかけてしまい、
簡単な問題を解く時間がなくなった……
なんてことがないように気をつけましょう。

②英語

 国語と同じく安定して得点したい教科です。
より速く問題をこなすために、
本文を読む前に設問を読むことをお勧めします。
設問を最初に読むことで、
あらかじめ本文を読む際の着眼点を明確にすることができるからです。
また、リスニングは少しずつでもいいので毎日聞いて英語に耳を慣らしましょう!
私は、リスニング教材のシャドウイングを1日の勉強始めに必ずやっていました。
シャドウイングとは、音源を聞きながら同時に
自分でも同じように発音の練習をするという方法です。
朝一番にやると、目が覚めて他の教科の勉強にも集中できます。
みなさんもぜひやってみてください!

③数学

 数学で全く点が取れなくて不安……という文系受験生は多いと思います。
私もその1人でした(笑)。
二次試験の数学と大きく違うところは、
1つの問題に対して複数の解法で答えを導かなければいけないところです。
そのため、復習をするときには解法を自分でまとめ直すことをお勧めします!
こうすることで、実際に問題を解くときにどの解法を使えばいいのか
頭の中を整理できます。

④地理・歴史

 文系にとってはこれも大きな得点源になるので、
学習の抜け漏れを確実に埋めていく必要があります。
共通テストはマーク式なので、
全くわからなかった問題でも勘で正答してしまうことがありますが、
不正解だった問題だけを復習してもその穴を埋めることはできません。
そこで練習問題や模試を解くときは、
問題を解きながら、自信がない回答をした設問に
印をつけておくことをお勧めします!
自信があったのに不正解だったところは、
間違って覚えている可能性が高いし、
自信がなくて不正解だったところは、
復習が足りていないというふうに、
自分の学習の到達点を明確にすることができます。
それを日々の学習計画にも反映して、高得点を目指しましょう!

⑤理科基礎

 二次試験では使わない教科ですが、
大きく得点の差がつくこともあり、
侮れないのが理科基礎です。
しかしあまり時間をかけられないのが現実なので、
一気に内容を詰め込むよりも、
毎日授業ノートや教科書を少し眺めるなど、
コツコツ復習をしていくことが鍵になってくると思います。
理科で安定して得点できるようになると、
1つの安心材料になると思うので、継続的にやりましょう!

 この時期になると共通テストの演習が増え、
復習に追われてとても不安に感じる人が多いと思いますが、
その不安を解消するには、
焦らずに少しずつ自分のできることを増やしていくしかありません。
限られた時間を有効活用して、最後まで頑張っていきましょう!
応援しています!!

②共通テストに向けて〜理系編〜

 こんにちは!理科一類1年のまこです。
12月になりましたね。みなさんいかがお過ごしですか。
今日は共通テストについて、対策やアドバイスをお伝えしたいと思います。

 私は受験生の時、冬休みに入ってから共通テストの対策を始めました。
逆に言うと、12月まで対策をしてきませんでした。
まだ全然共通テストの対策ができてないよという方は焦らなくて大丈夫です。
今までの勉強で身に付けた二次試験を解く力があれば、
共通テストは怖いものではありません!

●各教科の勉強法

 どの教科も、基本的に各予備校の出している予想問題を使って勉強しました。

①数学、理科(物理・化学)

 理系にとって数学と理科の対策は、
知識の抜けがないか確認していくことになります。
高得点を目指して頑張りましょう!

 数学は時間配分が重要です。
大量の問題を限られた時間内で正確に解くことが求められるので、
必ず時間を測って予想問題を解いてください。
また、朝一番に解くことをおすすめします。
気分が乗りやすく、その後の勉強のモチベーションが上がります。
マークミスだけは絶対にしないように気をつけて下さい。

 理科は問題を解いている間に何度も見直す癖をつけ、
ケアレスミスがないように頑張りましょう。
わからない問題があれば教科書を読み直し、
次に似たような問題に出会ったときは絶対に解けるようにしましょう!

②英語

 今回はリスニングについて話したいと思います。
「過酷な環境でリスニングをする」ことをおすすめします。
本番の音源が聞き取りやすいとは限りません。
電車に乗っているときや歯磨きをしているときなど、
あえてうるさい状況で音声を聞き、耳を鍛えましょう。
過酷な環境で音声を聞き取ることができた経験は自信につながり、
本番でも落ち着いてリスニングに臨めると思います。

③国語

 問題形式に慣れるため、とにかく数をこなすことをおすすめします。
解説は間違えた問題のところのところだけでなく、
ざっとでもいいので全て読むようにしましょう。

④社会(倫理政治経済)

 私は倫理政治経済で受験しましたが、
地理歴史選択の人も参考にできる内容になっていると思います。

 国語と同様に数をこなすことが重要です。
私は他の教科はだいたい仕上がっていたので、
共通テストの直前は倫政の問題ばかり解いていました。
また、身支度をしている時間などで
倫理の解説をしているYouTubeを見るようにしていました。
これが功を奏したのか、本番では9割以上得点できたので、
みなさんもYouTubeなど自分に合うものを活用してみてください!

●習慣化

 一回限りの試験、自分の100%の力を出したいですよね。
そのためには、習慣化が大切です。
私の場合、模試、共通テスト、二次試験の日だけでなく、
普段から昼ごはんは必ず、朝、家で握ったおにぎりを2個食べていました。
たった2個のおにぎりですが、試験前に気持ちを落ち着かせてくれました。
 問題を解く前に目を閉じて自分の部屋を思い浮かべる。
教室には左足から入る。
習慣化することは何でも構いません。
あなたの「習慣」は受験の「お守り」になります!

 共通テストの対策をしっかりとして、改めて基礎を固めることで、
二次試験直前まで伸びる学力の土台を作ることができます。

 私のアドバイスが皆さんのお役に立てば幸いです。
後悔のないように頑張ってください!