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①各教科の勉強法(国数英)

こんにちは!東京大学文科1類2年の野呂です。

今回はpolarisメンバーに聞いた、各教科のおすすめ勉強法を紹介します!
今月と来月で2回に分けてお送りします。
2月は国語、数学、英語です。

【国語】
現代文
・教科書の漢字・語句の確認
・自分で記述問題を作ってみる
古文
・単語を毎日〇個と数を決めて学習
・単語を紙に書いて部屋やトイレに貼って眺める
・ノートを使って重要語句や文法の見直し
漢文
・教科書の白文に自力で返り点をつけられるレベルまで音読練習

【数学】
・問題集は授業の進度に合わせて1周
→間違えたところには印をつける
→印をつけたところをテスト前にもう1周
・間違えた・解けなかった問題は解説を読んで写しながら、解くために必要なポイントや段階をまとめてメモ
・定期テストの復習も大切に!

【英語】
・単語帳を付属CDを聞きながら学習
・教科書を音読
・教科書の英文を暗記
・文法書などの例文を丸ごと暗記
・ラジオ英会話を毎日聞く

いかがでしたか?
数学のところで紹介した問題集の使い方は、他の問題集を使って勉強する科目にも活用できますし、古文単語や英単語の学習法は互いに応用できそうです。
自分に合った勉強法を見つけるのが学力向上の近道です!
上で挙げた勉強法を参考に、自分に合った方法を模索してみてください!

②春休みの過ごし方—つぎの受験生として—

こんにちは!東京大学理科1類1年の小城です。
今月は主に大学受験を1年後に控えた高校2年生の方に向けて春休みの過ごし方について書いていきます。
春休みというと、学校によっては約2週間ほどしかないと思いますが、この記事を読んでぜひその期間を有効に使ってほしいです!
今回は春休みに実践してほしいことを3つ紹介したいと思います!

1.志望校を固める

この時期だとまだ志望大学や学部が決まってない人もいるのではないでしょうか?
この春休みで時間をかけて様々な大学について調べてみましょう。
「〇〇がしたいからこの大学(学部)に行きたい!」という意志が固まると、長い受験勉強の期間でも、モチベーションを保つことが出来ると思います。
また、ゴールが定まらないまま勉強することは危険です。
努力を正しい方向に積み上げることが目標を達成する1番の近道だと思います。

2.勉強習慣をつくる

受験生になると1日10時間以上勉強することは当たり前です。
部活動もあると思うので毎日は出来ないと思いますが、春休みのうちに1回でもいいので丸1日勉強するということを体験してみましょう。
また、どうしたら1日中集中力を保てるか、いろいろな息抜きの方法を試してみましょう。
集中力を持続させるためには息抜きは非常に大切な時間です。
私は昼食を食べた後、15〜20分ほど昼寝をしていました。
私の友人には息抜きに散歩をする人や、眠気覚ましに学校の廊下で立ちながら勉強していた人もいました。
自分に1番合う時間の使い方を見つけましょう!

3.高校生活を全力で楽しむ

高校2年生の春休みになると受験を強く意識する人が増えてくると思います。
たしかに大学受験は今後の人生を左右するといっても過言ではないので、志望校合格にむけて勉強することは非常に大切なことです。
しかし、高校時代の友人や学校生活の思い出は、一生の財産になるものだと思います。
実際、コロナ禍で行事や部活動も少なくなっているとは思いますが、私は受験生のときに精神的に辛くなったときには高校生活で撮った写真を見返しながら元気をもらっていました。
春休みは運動部だと引退試合も近づいてきて、部活動が忙しくなる時期だと思います。
部活動で何かひとつのことに全力で打ち込むという経験は受験にも活きてくると思うので、部活動も最後まで全力でやりきってほしいです!

いかがでしたでしょうか?

特に、3は春休み以外でも高校生活全体に通じる話だと思います。
高校生活最後の1年間を有意義なものにするためにも、その準備期間として春休みを有効に使いましょう!

③二次試験当日の過ごし方・応援メッセージ

こんにちは!東京大学文科3類2年のぱんだです。
来春から文学部の社会学専修に進むことが決まっています。
私が東大の受験を受けたのは2年前。懐かしいですね....。
実は私は1年浪人しているので、その1年前にも東大受験を経験しています笑
今日はそんな受験経験がちょっと多め(?)の私から、二次試験当日の過ごし方についてお話ししたいと思います。
会場の雰囲気ってどんな感じなの?持っていったほうがいい物って?など、私の体験をもとにちょっとした情報をお伝えしていきます!

◯当日の雰囲気

コロナ禍以前は、入試というと門の前に予備校関係者などが詰めかけて応援!という光景が広がっていたのですが、現在はきっと受験生のみだと思います。
開門前からやってくる受験生も多く、門の前に並び、開門まで結構寒かった記憶があります...。
私は事前に自分の受験教室がわかっていたので、HPで建物の位置を調べていき、迷子になることなく教室にたどり着けました。
私は到着するとすぐにトイレに行くというルーティンを作っていたので本番でも実践しました。
混雑するのが嫌なので試験の間の休み時間もすぐに教室を飛び出してトイレに行っていました。
朝や休み時間は席で参考書やノートの見直しをする人が多いですね。
イヤホンをしている人も結構います。私も周りの会話が聞こえないようにイヤホンをしてました。
休み時間には教室を出てキャンパス内を散歩する人もいます。
現役受験の時は私も昼休みに散歩をしたのですが、知り合いにあったら嫌だな……とヒヤヒヤしてしまい落ち着かなかったので、次の年には教室でじっとしていました笑

◯持っていくといいもの

受験票、筆箱などの持ち物はもちろん持っていってください笑
それに加えて、ちょっと便利だったものを紹介します。
私が一番欠かせなかったのがチョコレートです。
休み時間に勉強するときに必ず食べていました。
試験当日に慣れないものを食べるのもちょっと怖いので、いつも食べているものがいいと思います。
カイロも役立ちましたね。
開門までも寒かったのでポケットに入れていましたし、2年目の受験はコロナが広がり始めた時期だったので、休み時間に窓が解放されて、窓際だった私はダウンを着ても寒いくらい寒く、そのときにカイロは強い味方でした。

◯皆さんにメッセージ

最後になりましたが、私から受験生の皆さんにメッセージを送らせていただきます。
私は受験を2回経験しましたが、受験は体力的にも精神的にもきついものだと思います。
私も受験の前はすごく不安になったりしました。
きっと不安なのは頑張ってきたからだと思います。
皆さん、長い受験勉強の中で2月まで辿り着いたこと、特に今年はコロナの不安や人に会えないストレスがある中で勉強を続けてここまできたこと、素晴らしいことだと思います。
ぜひ皆さんの力で手に入れた二次試験という機会を楽しんできてください。
皆さんの健闘をお祈りしております!
最後に、答案に名前を書き忘れないでくださいね笑