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①私の共通テスト対策(文系編)

 みなさんこんにちは!文科三類1年の三輪珠希です。
12月になり、いよいよ受験が目前になってきましたね。
今日は、ほとんどの皆さんが最初に受ける試験になる共通テストについて 、対策やアドバイスをお伝えしていこうと思います。
 私は12月からずっと共通テスト対策のみの勉強をしてきました。
どの教科もまんべんなくやっていましたが、 特に苦手だった数学や地理、 直前の詰め込みが効く理科基礎に重点を置いて勉強していました。
家の勉強部屋で、1日13~14時間ほどは勉強していました。

●心境
近づくにつれて時間がないことの焦りも生まれ、 1回しかない「本番」に立ち向かわなければいけないことに緊張していました。
ただ、年賀状も書いたし、初詣にも行ったし、おせちも食べたし、 そのような日々の出来事を大切にしつつ、 並行して淡々と勉強を進めていました。
「始まってしまえば終わる」と自分に言い聞かせていました。

●学力の自己評価
やっと目標の点数が取れるようになってきたのは12月も終わりごろで、 結構ギリギリだったと思います。
模試の判定はC周辺で、どっちに転ぶかわからないな、といったところでしたが、 着実に伸びているのは実感していたので このまま最後まで自分の好きなように頑張ろうと思いました。

●共通テストに挑む気持ち・心構え 「私ができない問題はみんなもできない、 私ができる問題はみんなはできない」というスタンスで臨みました。
初めての共通テストは過去問も事前情報もほとんどありませんでしたが、 各社が出している予想問題が役に立ち、とにかくいろいろな問題を解きました。
他の受験生も同じような問題を解いているので、 みんなの持っている知識は大体自分ととんとんです。
上手に息抜きができると残りのラストスパートも悪循環に陥ったりせず、 淡々とこなしていけると思います。
お正月は美味しいものを食べる、 少し外に出て初詣に行ってみる、 勉強の愚痴はSNSで消化し、 たまには友達と電話してモチベーションを上げる、など、 自分を縛り付けるのではなく適度に勉強から解放してあげてください。

  ●試験開始時の心構え
緊張は誰でもすると思います。
本番はこの1回きりしかありません。
でも、その緊張をワクワクに変えることはできます。
ここまで自分が精いっぱい努力してきたことをやっと見せつけるときが来た、 ぶちかましていこう!と、 どんな問題を解けるのか楽しみに思えたら勝ちです。

●持ち物
役に立ったのはひざかけです。
休憩中に換気が行われるときが寒く、 またいつも一緒に勉強してきたものだったので安心感もありました。
また、おやつはブドウ糖がたくさん入っているラムネがおすすめです。
クッキーなどは食べると眠くなってしまうし、 チョコは食べたあと喉が渇きがちです。
使いませんでしたが、模試のときよく頭痛を起こしていたので 頭痛薬を持っていきました。

●成功点・反省点
現役生だと同じ受験会場に同級生がいるのが心強かったです。
私は休憩も一人で過ごそうと思いましたが、 もっと友達と話しておけばよかったと思います。
あと、鉛筆は机が斜めだと転がってしまうので、 滑り止め付のキャップをしておくといいと思います。
服装は、自分が一番リラックスして受けられる服がいいと思います。
私はロングスカートの下に学校のジャージの長ズボンをはいていったので 周りからは変な人に思われていたかもしれません(笑)
でも誰もファッションなんて気にしてないです!
 合格可能性は本当に五分五分で、 どっちに転ぶかわからないなと思っていました。
自己採点の点数も、受験者のなかのボリュームゾーンにあり、 リサーチの判定や過去のデータとにらめっこして、 受かるかな、受からないかな、と悶々と病んでいましたが、 全力で勉強した結果だし、良くも悪くも実力通りの結果だったのでそんなもんか、 と開き直り、後悔しないように最後までやり切ってみようと決心しました。
 最初の試験は誰でも緊張しますし、 思い通りにいかないことも、 運が味方してくれることもありますが、 悔いのないようにやり切ってください! 全力で応援しています。

②私の共通テスト対策(理系編)

 こんにちは!理科一類1年のみとはです!
もうすぐ共通テストの季節ですね。
国立志望の皆さんは共通テストでしっかり得点して、安心して志望校のニ次試験に臨みたいところですね。
というわけで今回は理系の共通テスト対策についてお話しします:)

●数学IAIIB
①まず、解けない問題が多いという方は一度基礎に立ち返って、使われやすい公式などを覚えましょう。
苦手な分野がわかれば分野別の問題集で典型問題に一通り触れておくのも良いと思います。

②次に、時間が足りないという方は時間配分の戦略を立てましょう。これに関しては私も最後まで苦労しました。
おすすめは「問題を2周する」ということです。一周目ではわからないところや、計算ミスなどでつまずいたところはひとまず飛ばします。素早い判断が大切です。(約45〜55分)
二周目で、一周目で解けなかった問題を拾っていきます。(約10〜15分)
それぞれの問題にかかった時間は極力記録しておくことをお勧めします。あとで時間のロスがなかったか確認しましょう。
解く順番もいろいろ試してみるといいと思います。IAの第二問(データ分析)は最後に解くのをおすすめします。

③最後に、計算ミスが減らなくて困っている方は、自分の間違えやすいパターンを掴んでおくのが大切です。
私は数列のnを間違えがちだったので、特に気をつけて計算しました。また、答えが出たら検算をするのも大切です。(n=1のときが初項と一致するか、など)

●理科(物理・化学)
ぎりぎりまで二次試験に向けての勉強を続けていいと思います。範囲が直前に終わった人は特に、二次型の問題に触れることをおすすめします。
二次試験の問題が解けるようになれば、共通テストで困ることはないでしょう。

●英語
ライティングはほとんど対策していませんでした。集中力が持つかと納得のいく根拠をすばやく見つけられるかがポイントだと思います。
リスニング対策は先月のメルマガを参照してください!(そちらも私が書きました)

●国語
◇現代文
解説をよく読んで解答の流れを頭に入れることが大切だと思います。抽象的すぎてわからない文章は筆者の主張であることが多いので、とりあえず線を引くと役に立つことがあります。

◇古文
単語と文法はとにかく完璧にしておきましょう。読解問題の対策としては、人物に印をつけて読んでいる人が多いと思うのですが、その主語に対応する動詞にも同じマークをつけて一つひとつ誰の動作か明確にしていました。

◇漢文
句法をしっかり頭に入れて、選択肢は消去法で選ぶのがおすすめです。語彙が足りないと感じる方は授業で使った教科書の注釈に戻ってみるのもありです。

●地歴(地理)
とにかく資料集を読み込みました。雨温図など頻出問題は解き方を解答から学んで頭に叩き込みましょう。データの時期の観点から過去問よりも予想問題をやり込むことをおすすめします。

●勉強量や比率について
私は英物化が安定していたので3日に一回くらいしか触れていませんでした。
数学はまあまあ安定していたのですが、直前は毎日朝一番に解いてスイッチを入れていました。
現役のときに数学を甘く見すぎて最後の1週間に触れないでいたら、高校三年間合わせての最低点を取ってしまって非常にショックを受けました。
この経験から、どんなに自信がある教科でも少しは触れ続けるようにすることをお勧めします。
国語と地理は苦手だったので毎日解いて、解說は倍の時間をかけて読み込んでいました。
私は12月から対策を始めたので過去問と予想問題合わせて各教科10〜20セットくらい解いたと思います。
勉強量に関しては、志望大学の共通テストと二次試験の比率を見ながら自分に合った量を考えてみてください!

●最後に
鉛筆と消しゴムは2つ以上!
鉛筆削りとカイロを忘れずに!
周りの人の動きや音が気になるときは遠慮なく試験官に申し出ましょう!
当日まで自分を大切に。よく食べてよく寝てよく勉強してください!
polarisメンバー一同応援しています♪