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①英語リスニングの勉強法(共通テスト)

こんにちは!
polarisで理科一類1年のみとはです!
今日は、共通テストに向けた英語リスニングの勉強法についてお話しします。
2021年度入試からこれまでのセンター試験に代わって、共通テストが始まりました。
リスニングの配点が大きくなったことでも話題になりましたね。
センター試験
筆記:200
リスニング:50
共通テスト
筆記:100
リスニング:100
私は一年浪人したため、ありがたいことに、
最後のセンター試験と最初の共通テストをどちらも受験しました。
どちらも本気で対策した経験から、
体感では「実用的なリスニング能力」が重視されている印象でした。
ここで必要なのは、
・構文の意味がわかること
・主張を聞き取ること
だと思います。
それぞれについて具体的な対策を示します。
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・構文の意味がわかること
初めの方の短い会話や文章を聞いて答える問題では、
「慣用表現や定形構文を理解しているか」
が問われます。
構文を学ぶとき皆さんはどうしていますか?
とにかく例文を書く、テキストや文法書を眺めるという方法でもいいですが、
リスニングを意識して、文法書の例文など、構文に特化した音声CDを聞いて、音読することがおすすめです。
音読では、
・オーバーラッピング
(CD音声に合わせてスクリプトを見ながら発音)
・シャドーイング
(CD音声に遅れてスクリプトを見ないで発音)
をしてみるといいと思います。
構文に特化した音声CDを持っていない方にご紹介したいのは、
私が使っていた『英語の構文150』
という参考書です。
重要な構文がぎゅっとまとまっており、
例文も、ことわざやオーソドックスな表現で
覚えやすいものが多くあります。
サイトから音源をダウンロードできるので、
スマホで移動時間に聞いていました。
ほぼ全文暗記したあたりで、
模試などで聞き取りやすさを実感し始めました。
構文に特化した例文を繰り返し聞くことで、
難しめの構文も、聞いてすぐ理解できるようになるはずです。
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・主張を聞き取ること
第四問以降は長めの文章や会話、講義を聞き取って答える問題です。
例え全部の単語が聞き取れても、
話者の主張がわからなければ設問に答えることができません。
特に、話者が話の内容について賛成か反対かを判断する力は必須です。
模試などの実践する機会では、
・場面設定をよく読むこと
・話者のトピックセンテンス(ほとんど第一声)を聞き逃さないこと
・設問から話の流れ、構造を想像しておくこと
を意識すると良いでしょう。
私は普段、日本語での授業や講演などで人の話を聞くとき、
メモをとりながら構造を理解することが多いので
英語のリスニングのときも同じように
メモをとりながら話を聞くことを意識しました。
普段の学習では、
・まとまった話を全体として理解する習慣をつけること
・メモの取り方をいろいろ試して、自分に合ったものを探しておくこと
を意識すると良いと思います。
教材としては、
教科書のすでに学習した単元のCDを聞いて、話の流れをつかむ練習
↓↓↓
共通テスト過去問や、予想問題、英検などの
リスニング問題を用いた実践演習
がおすすめです。
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リスニングでは、とにかく毎日聞いて耳を慣らすことも大切ですが、
何を意識して聞くかで成長度合いが変わってくると思います。
今回紹介した二つの点
・構文の意味がわかること
・主張を聞き取ること
を意識しながら普段のリスニングに取り入れてみてください。
頑張る皆さんを応援しています!

②過去問の活用法

こんにちは!
polarisメンバーで文科一類1年のまなみです。
今回は過去問の効果的な活用法についてお話したいと思います。
受験生の皆さんはもう既に過去問演習を始めている方も多いのではないでしょうか?
志望する大学の過去問を解くのは、
教科書や参考書でインプットした知識を
アウトプットする練習としてとても大切です。
特に直前期に近づいてくる今後の過去問演習は、
本番を想定し、合格点を狙いにいくものになってくるでしょう。
ここで特に大切なのは、
必ず時間を測って問題を解くことと、
間違えた問題の分析を行うことです。
まず当然のことですが、入試には制限時間があります。
そのため、制限時間に解き終わることを目標に、
正しく時間配分をすることがとても重要です。
時間を測って過去問を解かなければ、この時間配分のやり方は身につきません。
どのような形式や単元の問題が出やすいか、
各大問にどのくらい時間をかけるか、
わからない問題があった時にどのくらい考えるか、
などに毎回注意を払うようにしましょう。
可能であれば本番形式の解答用紙を用意し、
本番と同じような狭い机で解くようにすると、
より実際の入試に近い雰囲気を味わうことができて効果的です。
また、問題は赤本のままではなくコピーして使うことをお勧めします。
問題用紙の大きさの感覚を掴むことで、
計算やメモのために使える余白を把握できるからです。
次に、問題の分析についてです。
この時期の過去問演習では、どうしても点数が気になりがちだと思います。
しかし、過去問は点数よりも、
自分ができなかった問題をなぜ間違えたのか、
どこで間違えやすいのかなどを分析し、
自分の苦手分野を突き止めることの方が大切です。
過去問で間違えた部分は一旦教科書や参考書に戻って復習し、
次解く時に必ずできるようにしておきましょう。
最後に、気になる人も多いであろう年数についてです。
人によって学習のスピードや
得意教科・苦手教科には差があるので個人差はありますが、
第一志望の大学のものは最低でも10年分はやっておきましょう。
苦手教科であれば20年分以上やることをお勧めします。
また、英語での英作文や和訳、国語での古文のように、
特に苦手な分野がある場合は、それが出る大問のみ20~25年分解くのも効果的です。
私の場合、東大の過去問は、
苦手な数学を25年分、国語と英語を15年分、社会を20年分解きました。
過去問をうまく使って、合格を確実なものにしていきましょう!
頑張る皆さんを応援しています!

③駒場祭に行ってみませんか?

こんにちは。
教育学部4年のとみーです。
みなさんは、東大の学園祭に行ったことがありますか?
東大は5月に本郷キャンパスにて「五月祭」、
11月に駒場キャンパスにて「駒場祭」を開催しています。
polarisは毎年五月祭に出店しています。
五月祭には足を運んだことがあるという方が多いのではないでしょうか。
今回は、(polarisは出店していませんが笑)駒場祭のご案内をいたします。
今年の駒場祭は
11月21日-23日(9:00-18:00 ※最終日は17:00)
に開催されます。
まず「駒場祭」の名前の由縁ですが、
先述の通り、東大には2つのキャンパスがあります。
渋谷駅から2駅ほど西に行ったところに駒場キャンパスがあり、
そこで開催されるためこのような名称になっています。
(ちなみに、駒場キャンパスは東大文系の二次試験会場です。)
2年前までであれば、11月の黄色に色づいた銀杏並木を楽しみながら
1・2年生や部活/サークルが出しているお店や
ミニコンサート、展示、レクチャーなどをまわれたのですが、
昨年より五月祭同様、駒場祭もオンラインとなっています。
オンラインではありますが、バラエティーに富んだ面白い企画がたくさんあります。
以下、私が面白そうだと思った企画をピックアップしました!
一つ目は、designing plus nineという
主に東大と東京藝大の学生が構成するデザインサークルの展示、「ゆらぎ」
実は私は1年生のときにこの団体に所属していたのですが、
彼らのしなやかな発想、高いクオリティの作品には目を見張ります。
一息つきたいときに訪問してみてはいかがでしょうか。
二つ目は、法と社会と人権ゼミによる実演、「模擬裁判2021」。 今回は、内申をテーマに現状の入試制度を考えていくそうです。
21日(日)にはアンケートを通じて観客の私たちが判決を決められます。
最後に、他大学の学園祭でもよくありますが、
駒場祭では東大外部のゲストを呼んだ講演会もあります。
今年私が注目したいゲストは、
ヨビノリたくみ氏「教育系YouTuberにならない方がいい7つの理由」
主に理系学生向けの教育系動画を配信しているヨビノリ氏が、
YouTuberの内実について語ってくれるそうです。
中高生のみなさんがなかなか訪問しないような企画を選んでみました。
オンライン駒場祭に参加するにあたって、準備が少し必要です。
まず、インターネットに接続できる環境から参加しましょう。
できれば、パソコンやタブレットなどの
画面が大きいデバイスの方が文字が見やすいでしょう。
周りに人がいたり公共の場所から接続する場合は、
イヤホンを使用して音声を聞いてください。
企画により異なるプラットフォームから発信されます。
詳しくはこちらをご覧ください。
他にも、polarisが「東大のサークル紹介」で紹介したサークルなど、
たくさんの企画があります。
ぜひ駒場祭に足を運んでみてくださいね!
駒場祭のオフィシャルHPはこちら。 東大高大接続研究開発センターが運営する公式オンラインメディア、「キミの東大」の五月祭・駒場祭紹介ページは