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①模試の活用法

こんにちは。polarisメンバーで文科1類1年の林です。
皆さんは模試についてどのように考えていますか?
模試を上手に活用できると、受験勉強にリズムとメリハリが生まれます。

そこで今回は、私と身の回りの東大生が実際に行っていた、模試の活用法についてご紹介します!

皆さんはどのような模試を、どのくらいの頻度で受けていますか?
東大を目指すほとんどの受験生は、高3になるとマーク模試と冠模試(模試に大学名が入ったもの)を受けます。
マーク模試は共通テスト形式の模試で、冠模試は、東大2次試験と同じ形式の模試のことです。
冠模試は本番に近い雰囲気を味わえる貴重な機会になります。
冠模試を受験するとき、生活リズムや食事の内容まで本番に近づけて、まるでリハーサルのように活用している人もいるようです。
本番の緊張が心配な人は、このように冠模試でリハーサルをするのもおすすめですよ!

模試は年に何度も各社が開催していて、何の模試を何回受けるべきか迷うこともあると思います。
実は私は、学校の定期テストのために冠模試を一つ諦めたことがあります。
それは、東大二次試験の対策よりも、遅れている地歴の基礎を固める方が優先だと考えたからです。
むやみに受験しても、模試に合わせた対策と復習ができなければ、効果が激減してしまいます。
自分の弱点を分析し、スケジュールをよく検討しましょう!

模試は復習が一番大切です。
もし冠模試と同じ単元の問題が本番で出題されたらどうでしょうか?
その模試を受験してしっかり復習した人と、復習をしなかった人では、明らかに差がついてしまいます。
全ての冠模試を受ける必要はありませんが、受けたからには力を入れて復習しましょう!
極端な例ですが、2週間かけて復習をしていたという友人もいました。

受験したらすぐに自己採点をして、何ができなかったのか、どうしたらその弱点を克服できるのか、自己分析をしましょう。
特に記述模試は受験日と返却日にタイムラグがあります。
受験した新鮮な記憶が消えないうちに、自己採点と振り返りをしましょう!
また、回答返却後に自己採点との差を確認することも大切です。

さて、ここまで模試の活用法についてご紹介してきました。
東大生の中でも、ほとんど模試を受けなかった人もいれば、月に何度も模試を受けていた人もいます。
模試への向き合い方は人それぞれです。
自分に合った戦略を組んで、模試を最大限に活かしましょう!

②メンタル管理1

こんにちは。polarisメンバーで文科3類2年の山田です。
先日、進学選択が終わり、文学部の社会学専修に内定しました。
(進学選択については、HPのバックナンバーをご覧ください。[2020年8月,2021年9月])

さて!今回は、受験時のメンタル管理法です。

僕は、受験生の時はひたすら勉強ばかりしていたので、実はあまりメンタル管理のためにたま〜に趣味のことをしたり、たま〜にお出かけしたり、ということは全くしていませんでした。(僕が東大を目指す成績じゃない時期に東大に行きたいと言い出したのが原因です笑)
きっと、この記事を読んでくれている方のなかには、当時の僕みたいに「これからひたすら勉強しないと志望校に届かない!」という状況の人もいると思います。
そんな人に、少しでも参考になればいいなと思います。
必ずしも全員が参考にできる方法ではないかも知れませんが、何かヒントになることがあれば嬉しいです。

そんな、勉強ばかりの高校生活を送っていた僕が、大したストレスも抱えずに東大に合格できたのは、なぜでしょうか?
僕は、友達と一緒に勉強したことが大きかったと思います。

僕の高校のクラスは、受験が近くなっても異常なほど雰囲気がピリピリしないクラスでした。
他の学年の先生方からは、たいそう心配されたそうです笑。
でも、クラスとしての成績は上がり続けたので、だんだん先生方も、(なんかあのクラス変わってるけどとりあえずほっとこ…)みたいな雰囲気になっていったそうです。
そんな中で、僕は受験勉強をしていました。
だから、友達とも気軽に勉強の話をしていました。
信じられないかも知れませんが、お互いに成績を見せ合って互いのモチベーションにしたりしていました。
そんな毎日だったので、僕は受験に対して比較的気楽に立ち向かっていました。
友達と気軽に受験の話をする。
これが一つ目のメンタル管理法です。

でも、もっと助けられたと思うのは、勉強に関係ない、日常の話です。
あの先生がウザイとか、弟の成績がヤバいとか、そんなどうでもいいこと。
友達と、放課後一緒に勉強しているときに、それをちょっと中断して、お互いに勉強を教え合ったり、どうでもいい話をしたり、そんな時間が、僕なりのガス抜きになっていたと思います。
友達を大事にしてください。
受験が近づけば、どうせみんな受験勉強するようになります。
そのときに、友達との時間を、受験勉強とトレードオフのものと考えるのはもったいない!
仲の良い友達と、一緒に受験を乗り越えてください。

3つ目の話は、クラスとか友達とかはあまり関係ないです。
僕は、受験生時代に、スタディープラスというアプリを使って、勉強時間を管理していました
詳細はアプリのホームページなどに譲るとして、このアプリで、全国の顔も知らない受験生とちょっと話をしたり、他の受験生がたくさん勉強して成績を向上させているのを見て、自分も頑張ろうと気持ちを奮い立たせていました。
それから、本題とはずれますが、科目ごとの勉強時間も見られるので、得意教科だけ勉強してしまっていないかなどを確認しながら、バランスよく勉強できるようになります。
ぜひ試してみてください。
ちなみに、我々polarisもスタディープラスのアカウントを持っています。
polaris(旧 東京大学女子キャン運営委員会)という名前です。
よければぜひ覗いてみてください!(※閲覧にはアカウント登録が必要です)

今回は、受験期のメンタル管理法について、僕なりに書いてみました。
少しでもみなさんが何かヒントを得られていたら嬉しいです。

③メンタル管理2

こんにちは。polarisメンバーで経済学部4年の宮本です!
今回はメンタル管理についてお伝えしたいと思います。

長期戦である受験において最も重要なのは実はメンタル管理です。
モチベーションが上がらないと生産性が上がりませんし、たとえ受験本番1か月前であろうと、心が折れていなければそこから逆転することだって不可能ではありません。
今回はメンタル管理のうち、①モチベーションの保ち方②気持ちの切り替え方の2点についてご紹介します!

① モチベーションの保ち方
私は、長期的な目標に加えて短期的な目標も併せて立てることで、モチベーションを維持していました。
受験の最終的な目標は志望校に合格することです。
しかし志望校に合格するという長期的な目標のみでは、自分は今具体的にどのようなことをするべきなのかが把握しづらく、モチベーションの低下につながってしまいます。
そのためモチベーションを保つためには、合格するために段階的に目指す目標を設定し、現在行うべきことを明確化することが大切です。
具体的には私は、模試を短期的な目標に設定し、模試で良い成績をとるためには何をするべきなのかを1か月単位~1日単位にまで掘り下げて考えていました。
例えば、模試の世界史で5割の点数を獲得するためには、1か月で大論述をこれぐらい書けるようになる必要があって、そのためには1週間で教科書〇ページと論述の授業の復習をここまでやっておく必要があるなどという感じです。
決めた目標はすべて手帳に書き込み、いつでもすぐに確認できる状態にしていました。
② 気持ちの切り替え方
次は気持ちの切り替え方についてです。
勉強を長時間行うとなると、オンとオフの切り替えができず、ついだらだらと勉強をしてしまうということもあるのではないでしょうか。
そんな時にオススメしたいのが、少し体を動かしてみることです。
私は勉強に集中できないと感じたときは、家の近くを10分程走るなどしていました。
運動することで頭がすっきりし、運動後は高い集中力を保って勉強することができます。
また、勉強以外のことを生活に取り入れることで、生活にメリハリをつけることができます。

今回は、メンタル管理をする上で特に重要だと思っている2つの方法を取り上げました!
メンタル管理で悩んでいる方は、上記の方法を是非試してみてください!

④メルマガ記事読みやすさ向上に取り組んでいます

6〜7月に読者の皆様にご協力いただいた満足度アンケートの結果をもとに、先月から記事の読みやすさ向上に取り組んでいます。
その一つとして、一文ごとに改行し(内容面での)段落替えは一行あけています。
一行の空欄に囲まれたテキストを「一段落」とお考えください。
これまでとは違う記事の体裁になっており、申し訳ございません。
スマホでスクロールしながらすきま時間にさくっと読めるようなメルマガを今後は配信していこうと考えております。
ご理解・ご了承お願いします。