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①コロナ禍での大学生活

こんにちは、初めてメルマガの記事を書かせて頂きます、農学部3年の中野です!よろしくお願いします。今回は、「コロナ禍での大学生活」をテーマに最近の大学生活の様子についてお話したいと思います。
まず授業についてですが、昨年の4月から基本的に授業はオンラインが主軸となっています。昨年の後期(秋学期)から1年生の語学の授業などは隔週での対面授業が行われていたようですが、オンラインで間に合う授業については基本的にオンラインになっていて、実際に私は去年(2年次)一度もキャンパスに行くことはありませんでした。
キャンパスで友達と一緒に授業を受け、お昼ご飯を学食に食べに行って、課題を一緒にやる...という1年生の時は日常だったキャンパスライフが送れなくなり、ずっと家でパソコンと向き合っているのは精神的にとてもきついものがありましたが、一年もオンラインで授業を受けていると、オンライン授業の便利な点も見えてきました。対面だと授業は一度しか聞けず、録音してあとで見直すなどのことができませんが、オンラインでは講義録画をアップロードしてくださる先生も多く、授業の理解を深めることができるようになりました。
今は3年生になり、本格的に学部の学生実験が始まり隔週でキャンパスに行くことができています。オンライン授業と対面実験のミックスでキャンパスまでの移動が大変、という悩みを抱える人も多いですが、ずっとオンラインだった去年よりは遥かに充実した日々になっています。農学部は学生実験があり、これはオンラインには代替が難しいので対面となっていますが、勿論まだほとんどがオンライン授業という人も多いようです。感染対策を緩めないままに少しでも多くの学生がキャンパスにくることができる方法が見つかると良いなと思います。
次にアルバイトについてです。コロナ禍で1番大きい影響を受けたのは、飲食のアルバイトをしていた人かもしれません。飲食店は営業短縮などの影響をすぐに受けるので、私の周りでもアルバイトを辞めなくてはならなくなった友達や、シフトが全くなくなってしまった友達が多かったという印象があります。
しかし東大生は教育系のアルバイトをしている人が多く、コロナ以降バイト先に困っているというような人は少ないように思います。私も小中学生対象の個別塾と、大学受験の過去問添削アルバイトをしていますが、特にマイナスの影響は受けていません。むしろ、個別塾にオンライン指導の制度が導入され、シフトを入れやすくなったように思います。対面授業のなかった去年などは、アルバイトが唯一外に出かける機会と言えるほどに外出の機会がなかったので良い気分転換になっていました。
今もまた緊急事態宣言が出ていてなかなか終わりの見えない状況が続いていますが、自分の置かれている状況の中でできるだけ楽しみを見つけながら大学生活を充実させていけたらと思います。皆さんに現在の大学生活の様子が少しでも伝わったら幸いです。

②五月祭

こんにちは。polarisメンバーで東京大学農学部3年の廣佳穂里です。
今回は東大の行事の中でも最も有名な、五月祭について紹介しています。
五月祭は例年5月に東大の本郷キャンパスで行われる学園祭です。(今年は5月15日・16日の開催が予定されていましたが、予定当初での開催は見送りとなりました。)企画出展数は50以上、来場者数は15万人にものぼるなど全国屈指の規模を誇り、学園祭らしい模擬店やステージパフォーマンスに加え、公開講座や研究成果発表など東大ならではの学術的な企画も多くあります。
私も1年生で初めて五月祭に参加したとき、規模の大きさや独創的な企画の数々にとても感動したのを覚えています。例えば模擬店では、東大油そば研究会による油そばや、東大みかん愛好会によるみかん屋台、学科による企画では工学部電子情報・電気電子工学科による近未来体験や農学部生命化学工学専修による利き酒などが印象に残っています。
さらに五月祭の特徴として、1年生はクラス単位で企画を出展するため、新入生にとってはクラスの仲が一段と深まるイベントになります。みんなで授業終わりに試作品を作って試食したり、看板を作ったりとても楽しいです!
そんな五月祭ですが、新型コロナウイルスの影響により、昨年と今年はオンライン開催となっています。オンライン開催では食品模擬店など今まで通りの企画ができない一方、オンラインの特長を活かした企画がたくさんあります。やはりオンライン開催の何よりの魅力は、今まで来場が難しかった人も全国から画面越しに五月祭を楽しめる点です。ステージパフォーマンスがYouTubeでライブ配信されたり、Zoomを用いて相互交流したりといった感じです。また、目の前でやるには少し危険な実験を演出できたり、視聴者投票型の企画ができたりと、オンラインだからこそできる企画も置くあります。ここでは書き切れないほど多くの面白い企画があります。
今年は残念ながら開催日1週間前に予定日での開催がとりやめとなりましたが、polarisではオンラインでのイベントや情報発信を今後も続けます。ぜひ、SNSやHPをチェックしてくださいね!