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①春休みの過ごし方

  こんにちは!文科3類1年のはりーです。

 3月といえば春休みと進級ですね!今回は、春休みの過ごし方について私自身の体験も踏まえながら話していきたいと思います。春休みは段々と気候も暖かくなってワクワクする季節です。そんな春休みは、前学年の復習をしたり新学年の予習をしたりするのにぴったりです!

 前学年の復習としては、英語や古文などの単語を一通り見直して覚え直すことがおすすめです。「1年かけて小テストなどで少しずつ覚えてきたけど、1年経ったら初めの方に覚えた単語を忘れてしまっていた!」なんてことはよくあると思います。しかし1度覚えた単語は覚え直すのも簡単なので、忘れてしまったことにがっかりすることなく復習をしましょう!また、苦手な科目や分野がある場合は、時間をとって苦手を解消する絶好のチャンスです。私の場合、苦手分野は基礎の部分から教科書で読み直したり、どこがわかっていないのかをメモして整理することで、理解が深まるとともに心に余裕が生まれて苦手意識が少し解消されました。その結果、その分野の勉強に取り組みやすくなったり、テストで落ち着いて考えられるようになりました。苦手の不安を新学年に持ちこさずに解消しておくことで、気持ちよく新学年のスタートを切れると思います!

 新学年の予習は、特に理科や社会など、新学年で新たに始まる科目について少し覗いてみることがおすすめです。どんなことを扱う科目なのか、教科書の雰囲気はどんな感じかをつかんでおくだけでも効果はあると思います。話を聞ける先輩や先生がいる場合にはどんなことに注意して授業を聞くといいのかアドバイスをもらっておくことがいいでしょう。私の場合、高2から世界史の授業が始まったのですが、教科書を開いたこともなく、世界史でどんなことを覚えればいいのかも分からずに授業を受け始めました。すると、先生の話についていくことが出来ず世界史に関心を持てなくなり苦手になってしまいました……。一方で、地理に関しては授業が始まる前の時期に先輩から、「あの先生は雑談っぽい話から授業内容につなげていくから雑談だと思ってもしっかり聞いておくほうがいいよ!」とアドバイスを受けていたことがとても参考になりました。特に、新学年に向けての教科書購入の日はモチベーションが上がっていることも多いと思うので教科書をパラパラめくってみて興味のあるところを読んでみたりするといいと思います!

 また、時間がかかることに挑戦する機会でもあると思います。私は新高2になる春休みに英語の小説を読みました。英語話者にとっては小中学生向けのレベルの内容だったと思います。結構時間がかかることなので学校の授業がある時期に取り掛かることは難しいですが、春休みなので時間をかけて取り組めました。東大入試の英語の問題には小説が扱われることも多かったので、この経験が受験期に役立つこともありました。新受験生は、志望大学の過去問を見てみて各教科でどんな知識や思考力が問われるのかを知っておくことが重要だと思います。実際に問題が解けるのかどうかというよりも、正誤問題はあるのか、記述はどのくらいの長さなのかを知ることが大切だと思います。モチベーションが高まるとともに、それに合わせた効率的な学習につながるはずです!

 春休みはじっくり勉強に取り組んだり、自分の勉強を見直したりと充実した時間を過ごしてくださいね!

②大学生の一人暮らし

  みなさんこんにちは!
 医学部医学科二年、鎌田康生です。今回は一人暮らしについてです。

 大学生になると一人暮らしをはじめる人もいるのではないでしょうか?私は地方出身で、次の4月で新3年生になる2年生ですから、これまで2年間ほど一人暮らしをしてきました。一人暮らしといえど、最初の一年は寮、それからアパートと二種類経験したので、それらについて少しお話しできればと思います。

 寮にもいろいろな種類がありますが、共通のメリットとしては家賃が安い、コミュニティができる、セキュリティ、災害時に安心、また一部はご飯がついていることが挙げられると思います。反対に、デメリットとしては部屋が狭い、学校から遠いことがある、また何らかの義務(掃除当番など)、門限などがあると思います。私が住んでいた場所は県人寮と呼ばれ、上記のメリットをすべて網羅していましたが、デメリットも漏れなく網羅していました。具体的にいうと家賃は食事代、光熱費、インターネット等全て含めて今のワンルームアパートの半分ほどでした。日曜、祝日以外は朝夕の食事が出たので料理をする必要はありません。また、お風呂も共用ではありますが非常に大きな湯舟がありました。その反面、夕食は20時半を過ぎると下げられてしまい、その場合外食か給湯室で無理やり料理することになります。日曜、祝日、昼食も同様です。門限がない寮ではありましたが24時を過ぎるとお風呂が閉まります。出席義務のある会議や当番が複数あり、罰金のペナルティもありました。部屋はベッドと机のみで水回りは共用です。同郷の友人はできましたが、私はアパートでの一人暮らしの方が性に合うと感じ、当初の予定より早い1年で引っ越しました。

 現在のアパートは大学から自転車で5分とかからないところにあります。また、キッチンが二口コンロになって料理がぐんとしやすくなりました。友人を招いて遊べることも大きなメリットだと感じています。しかし、当然デメリットもあり、まずは家事の負担が大幅に増えたことがあります。他にも、ユニットバスになったので以前に比べてお風呂やトイレがとても狭くなってしまいました。

 個人的には料理も好きですし、調理器具やら食材やら、部屋の家具やら自分の好みの物を持てて、ある意味自分の城を作っている感覚なので私はアパートでの一人暮らしの方が好きでした。立地もよくなったので、いろんなところに自転車でいけます。東京は家賃が異常に高いことが辛いのですが・・・

 みなさんも上に挙げたメリット、デメリットを参考に、自分に合った一人暮らしを考えてみてください!