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「必勝!」

皆さんこんにちは!
polaris(旧 東大女子キャン運営委員会)メンバーで東京大学文科1類1年の奥田です。
センター試験お疲れ様です。だんだんと国立大学の受験が近づいてきましたね。今月は、直前期の勉強と生活についてお話しします。みなさんの勉強の少しでもお役に立てたら幸いです。
まず、勉強について。直前期はわからないところ、知らないところが次から次へと出てきて不安がつのりがち。いかに焦らず、今までのペースを保ちながら勉強できるかが鍵になります。 私自身は、直前期は新しいことを始めるより、今までやってきたことの復習に時間を割くようにしました。例えば、暗記系なら古文単語帳や英単語帳を何周も見直す、歴史の一問一答をやり直す、など。 応用より基礎を固めて、本番ですぐに頭から出せるようにしました。また、基礎の復習と同時並行で25カ年分の過去問をひたすら解いていました。毎日解くことで、出題傾向が掴めてきて、本番でも違和感なく問題に取り組むことができます。 特に、数学は一問あたりにかける時間が長くなりがちなので、時間との勝負になります。本番を意識して、タイマーで時間を測りながら問題を解くのもいいでしょう。例えば、文系数学なら、「一問20分で必ず終わらせる」など目標を立てていました。
次は生活について。私立大学の合否が出た後はなんとなく気が抜けてしまいましたが、「私が行きたいのは東大なんだ!」と気持ちを切り替えるようにしました。一日中机に向かっていると気が滅入ってしまうかもしれません。 学校に行って先生と話したり、塾に行っている人は自習室で友達と勉強したりと、モチベーションを保つ方法はたくさんあります。直前期こそ気分転換が大切です。私は勉強に飽きたら、一旦勉強のことを忘れて新聞を読んでいました。 「外国で今こんなことが起きているんだ…」と思うと不思議と楽になりますよ(笑)。自分流のやり方でモチベーションを上げ、本番まで突っ走りましょう!

わたし自身、直前期は「落ちたらどうしよう」「浪人したら…」とネガティブなことばかり考えてしまいがちでした。でも、そんな時こそ、よかった模試の偏差値やよくできたテストのことを思い出すようにしましょう。 「満点をとらなくちゃ」なんて緊張する必要はありません。「今まで頑張ってきた勉強の成果を東大の先生に見てもらえるんだ」と思えれば、試験を楽しめるはず。 この日のために一生懸命頑張ってきた皆さんなら、きっと大丈夫。あとは実力を出すのみです。

皆さんの努力の成果が花開くことを心からお祈りしています。3月に東大でお会いしましょう! 応援しています!