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交換留学について

こんにちは、法学部4年の松原です。今回は僕が3年秋から4年夏にかけて1年間行ってきた、東大の交換留学プログラムについて紹介します。


◯そもそも交換留学とは?

交換留学とは、東大と、提携先の世界各国の有名大学の間で学生を派遣し合うシステムです。大学内の選考に通過する必要がありますが、

・ 提携先の大学は南北アメリカ大陸、ヨーロッパ、アジア、オセアニアと多岐に渡る

・ 半年もしくは1年の長期滞在が可能

・ 留学先で取得した単位を自分の大学の単位として振り替えられる

・ 学費は東大に納めればよい

などの特徴があるため、自分で外部の留学プログラムを探すより少ない負担で充実した留学がしやすいのが利点です。奨学金の選考を通過すれば、生活費なども補助されます。


◯交換留学の魅力

僕は交換留学で約1年間、デンマークのコペンハーゲン大学で、日本でも専攻している政治学の他、ジェンダー論やデンマーク語を勉強してきました。

交換留学では、アメリカやイギリスなどの英語圏だけでなく、デンマークのように普段なかなか接点を持つことのない国の大学も選べるのが魅力の一つです。国によっては現地語の学習も可能ですし、デンマークのジェンダー論のように、その国で盛んな学問に触れることもできます。

短期の語学研修などと違い、“英語を学ぶ”というより、“英語で学ぶ”環境であるため、授業の予習復習など大変なこともあります。しかし、授業や寮での生活を通して、日本にいては知り合えない多様な国の留学生と仲良くなったり、その国ならではの文化や社会について知ることができ、非常に充実した時間を過ごせます!


(コペンハーゲンの街並み)


◯現地での生活

留学先では、授業以外にも様々な経験ができます。

特に僕は国々の密集したヨーロッパへの留学だったため、留学中に計15カ国も訪れることができました。

英語圏で語学をしっかりと伸ばすもよし。その国・大学ならではの分野の勉強に打ち込むもよし。留学中の休暇を使って、近くの国へたくさん旅行するもよし。現地でインターンやアルバイトをしてみるもよし。

交換留学をする学生は、長期滞在ができるからこそ、皆そこでしかできない経験を楽しんでいるようです。


(冬休みにスロベニアで、3週間ボランティアをしながら共同生活。)


◯東大から海外に行くチャンス

交換留学の他にも、東大には夏休みなどの休暇を使った数週間〜数ヶ月の短期プログラムや授業での海外研修もあり、海外に行ってみるチャンスは意欲次第でたくさん得られます。

その中でも、少ないコストで長期滞在し、とても多くの学びや経験を得られるのが交換留学です。東大が持つ各国の有名大学とのネットワークを活かし、みなさんもぜひ交換留学にチャレンジしてみてください。


(デンマーク語の期末試験後に先生やクラスメートと)


次回は、女子キャンメンバーの入試体験談をお届けします!