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東大生のテスト事情とは?

こんにちは!理科一類2年のはるなです。今回のテーマはテスト。中高生のみなさんの中にもテストに苦しめられているという人が多いのではないでしょうか?大学生にもテストはついて回ります・・・。というわけで、大学生のテスト期間の様子をのぞいてみましょう!

【大学生になってもテストは大切!】

大学では「単位」を取ることでその科目・授業を修了できます。単位認定の基準は課題提出や授業態度など授業によって様々ですが、テストやレポートの結果を重視する授業が多く、テスト一発勝負で成績をつける授業も。成績は良い方から順に優上・優・良・可・不可でつけられ、可以上の成績を取ると単位が認定されます。

テスト期間にテストを行うというのは中高での中間・期末テストと基本的に同じですが、テスト期間は2週間ほどと中高より長くなっています。テスト期間は東大では学期末の7月後半〜8月上旬、1月後半〜2月上旬の年2回です。

【大学のテストの大変なところは?】

大学のテストは試験範囲が広いです(+o+)

中学や高校では中間テストがある学校がほとんどだと思いますが、大学では基本的に中間テストはなく、テストは期末1回だけの場合が多いです(授業中に小テストや中間テストを行う場合もあります)。中高よりもレベルの上がった内容を1学期(3ヶ月強)分まとめて復習しなければならないので大変です。勉強はテスト直前でも大丈夫だろうと油断して、いざ直前にまとめて勉強しようとしたら内容が難しくて焦った!!なんて人も。


【1年生のときに使っていた教科書の一部】

【テスト勉強は?】

テスト勉強は教科書やプリントを読むのはもちろん、過去問がある場合はそれを使って勉強する人がほとんどです。テスト期間中、図書館は勉強をする人たちでいっぱいです。また、学食でも勉強をしている人がいます。東大独特の文化としてクラスや学科ごとに「シケ対」というテスト対策係を割り振っているところが多く、「シケ対」が自分の担当の授業のまとめを作ったり過去問の模範解答を作ったりするので、テスト対策はしやすい環境だと思います。

【どんなテストなの?】

テストの形式は高校までと比べて非常に多岐に渡っていて、一問一答、論述、マークシートなど様々ですが、暗記ばかりではなく考え方や論理を問う論述形式のテストが増えるのが特徴だと思います。「持ち込み可」といって、制限はあるものの参考資料を持ち込むことができるテストもあります。私が最近受けた物理数学のテストは「A4用紙1枚手書き」という条件で持ち込み可だった(先生曰く「まとめるのも勉強になる」)ので公式をたくさん書いて持ち込みました(笑)。文系だと、「◯◯について説明しなさい。」という問題が数問あるのみで、単なる知識問題ではなく、授業で学んだことを整理し、自分で考えて論述することが求められるテストもあります。


東大生のテスト事情、イメージしていただけたでしょうか?次回のテーマはアルバイトです。お楽しみに!