東大流校外学習
体験活動プログラムとは?
こんにちは。文科三類2年のなおです!
今日は東京大学ならではの大学が主催するプログラム、その名も「体験活動プログラム」について紹介します!
【体験活動プログラムとは】
体験活動プログラムとは、東京大学の学部学生が今までの生活と異なる文化・価値観に触れるプログラムです。プログラムを通じて新しい考え方や生活様式を学び、「知のプロフェッショナル」に必要な基礎力である、自ら新しいアイディア発想力を生み出す力を身に付けます。(HPより)
要は大学の講義室を飛び出して、経験を通して楽しく学べる東大ならではの特別プログラムなんです!
プログラムのジャンルは
・ボランティアなど社会貢献活動
・国際交流
・農林水産業
・地域体験活動
・フィールドワーク
・学内研究室体験
と幅広く、また活動場所も国内では南は種子島から北は北海道まで、海外ではアメリカやアラブ首長国連邦にまで及びます。
活動期間も、長期休みを利用した数日~1か月のものもあれば、東大の施設を利用して通年行うものまであります。
▲アラブ首長国連邦で大学と連携して行われたプログラム
▲東北地方の複数都市を回って農業や酪農を体験するプログラム
具体的な活動内容には、東大病院の院内学級での教育支援ボランティア、日本語教室でのボランティア、まちの観光プログラムを作る活動、国際会議の運営に携わる活動などがあり、2017年度は100を超えるプログラムが実施されました。
ちなみに私は、1年生の夏に岩手県釜石市の復興支援組織「釜援隊」で2週間インターンシップ(就労体験)を行う「復興留学」というプログラムに参加しました。
東大が釜石市で研究を行ってきたというつながりから、通常はインターンシップを受け入れていない釜援隊がひと夏3名の東大生のためだけにプログラムを企画してくださるという、とっても貴重な体験なんです!
ちなみに、学生・教職員からもプログラム案の募集が行われているので、自分が提案したプログラムが実現するかもしれないんですよ。
【なぜ体験活動プログラムがおすすめなのか】
体験活動プログラムのどこがおすすめなのか。ここでは2つを紹介します。
〈東大だからこその充実したプログラム〉
私が経験した釜石市のプログラムをはじめ、東大が連携する学外の団体や機関、海外大学と協働しているからこそ企画できるプログラムが目白押しです。ちなみに、プログラムによっては金銭補助や事前の面談機会の設置など、大学からの支援も受けることができます。
さらに、豊富なプログラムから興味や自分が活動できる時期に合わせて選べるのも魅力です。私の友人には、海外プログラムと国内プログラム両方を1年のうちに経験した人もいるんです!
〈学部・学年を超えた仲間づくり〉
東大の1・2年生のうちは学部が決まっていないため、自分と同じ興味をもつ友人を探すのは難しい場合もあります。このプログラムでは、プログラムを一緒に経験することで、同じ興味を持った仲間に出会うことができます。
私は釜石市でのプログラムの経験を通して、1つ上の学年の先輩2人(理系・文系)と知り合い、今でもお互いの活動内容を共有しあったり食事に行く貴重な仲間を得ることができました。
学内でもまだ知らない人がいるもったいないプログラム。この記事を通してみなさんが興味を持ってくれると嬉しいです!
次回からは、私たちの大学生活の実際の様子を紹介します。初めは「好きな授業」について!お楽しみに!