TOP > BLOG > 東大のクラス制度

東大のクラス制度

こんにちは。文科三類2年のあゆみです。3週連続で失礼します笑
今回は一般入試について説明します。


 東大の二次試験は5教科を2日間に分けて行われ、理科三類のみ3日目に面接があります。出願などのスケジュールは東大公式HPで確認してくださいね。東大の入試問題は、イメージに反して(?)難問は少なく、特異な発想力を必要とするものではありません。基礎や本質を理解しているかを問われることが多いです。その分、ヤマをはって一発逆転!といったことは起こりにくく、合格のためには、日頃からコツコツ基礎を固めていくことが重要です。東大を目指しているという方は焦らず自分のペースで勉強に取り組みましょう。


 多くの大学では◯◯学部◯◯学科を受験する、という形ですが、東京大学では文科/理科 ◯類 を受験するという形になります。文科理科ともに一類、二類、三類があり、例えば私は文科三類です。
合格最低点は例年
◆ 文科一類>文科二類>文科三類
◆ 理科三類>理科一類≧理科二類
となっています。



【掲示板での合格発表 わかりやすく喜ぶと胴上げされます】


 入学した時は、科類が決まっているだけで、何学部に所属するかはまだ決まっておらず、どの科類からもある程度自由に学部を選べます。それなら合格最低点が低いところを受験したほうが良いのでは?と思うかもしれませんが、そう簡単な話ではありません。それは学部を入学後に選ぶという東大独自の進学選択制度の仕組みによるのですが、この制度については後日別記事で紹介します。


 入試というと勉強のことで頭がいっぱいになってしまいがちですが、ミスると地味に痛いのが前泊の宿泊場所の予約です。遠方からの受験で前泊する場合、受験すると確定していなくても、秋頃に宿は取っておいて、不要とわかり次第キャンセルするという形にしましょう。直前に予約すると、宿がキャンパスから遠いところになってしまい、不安要素を無駄に増やしてしまいます。実際、私の姉の受験の時、都内の大学受験のために取った宿はつくばのホテルでした。東大受験に限った話ではなく、むしろ地方の大学だと周辺に宿泊施設が少ないこともあるので、早めに行動するのが吉です。


 次回は東大の推薦入試についてです。2016年度入試から東大に導入されたこの入試形態について、東大の推薦入試で合格したかねこに紹介してもらいます。お楽しみに!