パネルディスカッション 高校編

最初は、3人の女子キャンメンバーに各々の高校時代について質問をしました。《部活動》・《文理選択》などの話は、女子高校生にとって非常に親近感の湧く話だったようで、一心に耳を傾けてくれました。《東大を志望した理由》の中では、メンバーの1人が「嫌いな先生が、東大が難しいということを強調してきて、やってやるぞという気持ちになった」と語ってくれたのが印象的でした^_^

また、《高校生の時にやっておけばよかったこと》/《やってよかったこと》は非常に参考になったようで、中にはメモを熱心に取っている方もいました。
色々な人の話を参考にして、その中で自分に合っているなと思えるものを取り入れてみるのが良いと思います。

学部・学科紹介

前期教養課程、進学選択の話をした後、実際に後期課程の文学部・法学部・理学部・工学部の説明をそれぞれに所属している先輩方にしていただきました。写真や実体験を多めに入れて、自分の夢や興味も語ってもらったので高校生にも楽しんでもらえたのではないでしょうか。授業内容まで聞けるのは進路相談にはない貴重なチャンスだったと思います！
学部紹介の際に見せていただいた工学部演習で作ったという人形の動画がとても面白く、会場全体が笑いに包まれていたのが個人的にはハイライトでした。笑
是非聞いた話を進路の参考にしてもらえると嬉しいです。

キャンパスツアー

キャンパスツアーでは女子キャンメンバーがツアーガイドとなり、御殿下グラウンド→三四郎池→安田講堂→銀杏並木→工学部前広場→正門→総合図書館前→赤門の順に秋の本郷キャンパスを巡りました。天候にも恵まれ、終始和やかな雰囲気で楽しいキャンパスツアーになりました。御殿下グラウンドではスポーツに打ち込むいきいきとした東大生の姿を見ることができました。安田講堂の前では各班集合写真の撮影を行いました。また、三四郎池や銀杏並木などキャンパス内のあちらこちらで紅葉を楽しむことができました。「あの建物は何だろう？」と興味津々な高校生たちの姿が印象的でした。実際にキャンパスを歩いてみて大学生になった自分の姿をイメージしてみることも学習へのモチベーションにつながりそうですね！

文理融合型ワークショップ

東大大学院工学系研究科准教授の樋野公宏先生の監修・指導のもとで製作したワークショップで、答えが一つに決まっていない事柄について考える体験をしてもらいました。大阪で開催した第4回ツアーのものと同じく、女性の犯罪被害防止をテーマに、知識のレクチャーの後グループ議論を行いました。初対面の人が多い中、班ごとに話し合ってユニークなアイデアをたくさん出してくれました。

また、当日は警視庁の女性警察官の方にお越しいただき、自分たちのアイデアが社会に還元されるかもしれないという意識のもと、実現可能性や実効性についても考えながら議論ができたのではないかと思います。東大生からのアドバイスや、中間発表での他の班のアイデアを聞いて、考えを深めることができていたようで嬉しかったです。

パネルディスカッション　大学編

ワークショップの後は、女子キャンメンバーの大学生活をスライドを使って紹介しました。
前半では、1,2年生の間の時間割や授業を紹介しました。ゼミ形式の授業や「主題科目」など、高校までには無いような授業にみなさん大変興味を持ってくれました。

後半では、メンバーのバイト・サークル・インターンといった課外活動についてフォーカスしました。個性豊かなメンバーの活動の話で、具体的な大学生のイメージを掴んでもらえたかなと思います。
大学に入ったらこんなバイトがしたい、こんなサークルに入りたい、こんな企業でインターンしてみたい、という希望を胸に抱いて、ぜひ勉強のモチベーションにして欲しいです。

フリートーク

最後のコンテンツはフリートーク！女子キャンメンバーに質問をしながら自由にお話ししました。女子キャンからは今回から参加の新メンバーも参加して、様々な東大生の生活や考え方を感じてもらえたと思います。
1日かけてすっかり打ち解けた女子高校生からは、高校生活に関する「部活と勉強が両立できていないんですが、どうしたらいいですか？」「英語が苦手なんですが、おすすめの勉強方法ありますか？」といった質問や、大学生活に関する「サークルってどういう活動をしているんですか？」といった質問など、様々な質問が飛び出しました。

これに対して女子キャンメンバーは実体験をもとに詳しく説明していました。例えば英語の勉強方法については「とにかく声に出して練習する！」「1年の秋冬から単語の語彙を増やしておくとすごくいい」など、具体的で参考になる意見がたくさん出ていました。

写真撮影等

みんなで集合写真を撮って全てのプログラムが終了！
お互いの連絡先を交換している高校生も見られ、今日の目的「東大女子を知る」「仲間を作る」を達成してくれたことを感じました。

次回もより楽しく充実したイベントにできるように、メンバー一同頑張っていきます！